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llm-jp-3-172b-instruct3利用許諾契約 |
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Copyright (c) <2024> Research Organization of Information and Systems. |
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llm-jp-3-172b-instruct3利用許諾契約は、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立情報学研究所が提供する大規模言語モデルであるllm-jp-3-172b-instruct3の利用に関して、利用者が遵守すべき利用条件を定めるものです。利用者は、本契約に同意し、又は同モデルを利用することにより、本契約に定めるすべての条件に法的に拘束されることに同意するものとします。 |
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第1条 定義 |
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(1) 「本契約」とは、llm-jp-3-172b-instruct3利用許諾契約を意味します。 |
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(2) 「ROIS」とは、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構、「NII」とは、国立情報学研究所を意味します。 |
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(3) 「本モデル」とは、「llm-jp-3-172b-instruct3」という名称の学習済みパラメータを意味します。 |
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(4) 「利用者」とは、本モデルを利用する個人又は法人を意味します。 |
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(5) 「ライセンス」とは、ROISが利用者に対して、本契約の条件に基づき本モデルを利用することを許諾することを意味します。 |
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(6) 「派生モデル」とは、本モデルのファインチューニング、再学習、蒸留、編集、パラメータの調整など、本モデルを利用して作成されたパラメータを意味します。 |
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(7) 「出力」とは、本モデル又は派生モデルにより生成された結果を意味します。 |
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(8) 「本モデル及び出力」とは、本モデル、派生モデル、及び出力を総称したものを意味します。 |
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第2条 利用者 |
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個人の利用者は、少なくとも18歳以上、又は居住する国において契約を独自に締結できる法定年齢に達していなければなりません。ただし、同利用者の親又は法定代理人が、同利用者が本契約を締結することに同意する場合はこの限りではありません。 |
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第3条 ライセンス |
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(1) ROISは、利用者に対し、本契約の条項に従い、かつ本契約に規定された範囲内で、本モデルを利用する許可を付与します。ただし、利用者がこれらのすべての条項に同意し、遵守することを条件とします。 |
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(2) 本契約により提供されるライセンスは、非独占的、全世界的、取消可能、譲渡不可、及びロイヤリティ無料とします。 |
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(3) 利用者は、本モデル及び出力を、商用・非商用問わず、かつ用途の制限なく利用することができるものとします。なお、利用には、本モデル及び出力の改変、複製、再配布並びに本モデル及び出力を用いたサービスの実施を含むものとします。 |
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(4) 利用者が本モデル若しくは派生モデル、又はそれらのいずれかを含む製品若しくはサービス(別の AI モデルを含む)を頒布又は利用可能にする場合、利用者は① 本契約書のコピーを添付し、かつ② 関連するウェブサイト、ユーザーインターフェース、ブログ投稿、概要ページ、又は製品ドキュメントに、「Built with llm-jp-3-172b-instruct3」と表記するものとします。 |
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(5) 利用者が本モデル又は派生モデルを頒布する場合、利用者は当該頒布に際して「llm-jp-3-172b-instruct3 は llm-jp-3-172b-instruct3利用許諾契約に基づきライセンスされています。Copyright (c) <2024> Research Organization of Information and Systems. すべての権利を留保します。」という著作権表示を記載しなければなりません。 |
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第4条 禁止事項 |
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本モデル及び出力の利用に関して、利用者は、以下の行為をしてはなりません。 |
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(1) 法令に違反する行為、公序良俗を乱す行為 |
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(2) ROIS、NII又は第三者の権利又は利益を侵害する、又はその可能性がある行為 |
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(3) ROIS、NII又は第三者の名誉又は信用を傷つける、又はその可能性がある行為 |
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(4) ROIS、NII又は第三者に経済的損害を与える、又はその可能性がある行為 |
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(5) 脅迫、人種差別、又は中傷的な発言を行うこと |
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(6) 他のユーザーに対するストーカー行為、嫌がらせ、荒らし行為、又は個人情報の暴露に利用する行為 |
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(7) コンピューターウイルス、悪意のあるソフトウェア又は有害なプログラムの開発等に利用すること |
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(8) 自殺、自傷、暴力、薬物利用などの有害な行動を扇動又は助長する可能性のあるコミュニケーション、行動、又は表現に利用する行為 |
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(9) 虚偽の情報の生成・伝達に利用すること |
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(10) 犯罪行為又はそれに関連する行為に携わる、又は携わることをほのめかす、それらに加担する、又はそれらを幇助する行為 |
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(11) マネーロンダリング又はそれに類する金融不正行為に携わる行為 |
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(12) 反社会的勢力に直接又は間接に利益を提供する行為 |
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(13) わいせつな内容又は青少年の心身の成長に悪影響を及ぼす内容を生成・流通させる行為 |
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(14) 前各号に定める他、ROIS又はNIIが合理的に不適切と判断する行為 |
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第5条 保証の否認 |
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本モデル及び出力は「現状有姿」で提供されます。ROIS及びNIIは、それらに関して、正確性、真正性、商品性、品質、性能、特定用途への適合性、又は権利の非侵害性を含め(ただしこれらに限定されない)一切の保証をしません。利用者は、自らの責任において本モデル及び出力の利用の適切性を判断するものとし、本モデル及び出力の利用の結果生じるあらゆる結果について、利用者は全責任を負うものとします。 |
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第6条 責任の制限 |
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本契約、本モデル及び出力に関して利用者及び第三者が被った損害に対して、契約、不法行為、製造物責任、その他の法的請求の根拠の如何を問わず、ROIS及びNIIは一切の責任を負わないものとします。 |
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第7条 利用者の責任 |
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(1) 利用者は、本モデル及び出力の取得及び利用に際して、本契約の条件及びすべての関連法規(外国為替及び外国貿易法を含むがこれに限られない)に準拠しなければなりません。 |
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(2) 利用者は、本契約の違反、又は本モデル及び出力の利用によりROIS及びNIIに発生した損害を補償しなければなりません。 |
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(3) 利用者が本モデル及び出力を利用したことによりROIS又はNIIが第三者から損害賠償請求その他の請求を受けた場合には、利用者は自己の責任と費用負担によって当該請求を免れさせ、ROIS及びNIIに何らの損害も被らせないものとします。 |
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第8条 権利の帰属 |
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(1) 本モデルに関する知的財産権を含む一切の権利(以下本条で「知的財産権等」といいます)は、ROISに帰属します。 |
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(2) 利用者が派生モデルを作成する際に本モデルに対して行った変更部分に関する知的財産権等は、 当該変更を行った利用者に帰属します。 |
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(3) 出力に関する知的財産権等は、当該出力を行った利用者に帰属します。 |
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第9条 本契約の有効期間 |
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(1) 本契約は、利用者が本契約に同意した時点、又は本モデルにアクセスした時点のいずれか早い時点で発効し、本契約の条項に従って終了するまで有効に存続するものとします。 |
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(2) 利用者が本契約の各条項に違反した場合、ROISは何らの催告なく本契約を終了することができます。 |
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(3) 理由の如何を問わず、本契約が終了した場合、利用者は直ちに本モデル及び派生モデルの利用をすべて中止し、すべて削除するものとします。 |
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第10条 本契約の改定 |
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ROISは、本契約をみずからの裁量で改訂することができます。ROISは、変更内容及び変更の効力発生時期を含め、本契約の改訂内容を、変更の実施前に、NII所定の方法により公表します。 |
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第11条 準拠法及び管轄裁判所 |
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(1) 本契約は、日本法に準拠します。 |
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(2) 本契約又は本モデル及び出力に起因又は関連して生じる紛争は、東京地方裁判所をもって第一審の専属合意管轄裁判所とします。 |
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第12条 言語 |
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本契約は日本語を正本とします。 |
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2024年12月24日制定 |
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